2020年東京オリンピックの聖火リレーランナーとして、女優 のんさんが岩手県代表に選ばれ話題になっています。
「岩手がステキだと広められるよう、しっかり走りたい」とインタビュアーに語る女優 のんさん。
女優 のんさんは兵庫県が出身地ですが、なぜ岩手県の聖火ランナーに選ばれたのでしょうか？
それは東日本大震災（2011年3月11日発生）の被災地でもある岩手県を舞台にしたNHK連続小説ドラマ『あまちゃん』で、女優 のん（能年 玲奈）さんがヒロインを務めたことが大きく関係しているようです。
目次
のん 聖火ランナー 岩手代表に抜擢
のんスタッフです。
2020年オリンピックの岩手県聖火ランナーに、のんが選ばれました！
応援よろしくお願いいたします。https://t.co/LzyP0ykfEM— のん official (@non_staffnews) 2019年12月17日
【東京2020オリンピック聖火リレー 岩手県スケジュール】
2020年6月17日水曜日～6月19日金曜日
| 6月17日（1日目） | 雫石町・滝沢市・八幡平市・岩手町・一戸町・二戸市・洋野町・普代村・野田村・久慈市 |
| 6月18日（2日目） | 岩泉町・田野畑村・宮古市・山田町・大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市 |
| 6月19日（3日目） | 一関市・平泉町・奥州市・金ケ崎町・北上市・花巻市・遠野市・紫波町・矢巾町・盛岡市 |
岩手県の聖火リレーについて、雫石町を出発し、１日目は久慈市、2日目は陸前高田市、3日目は盛岡市でセレブレーションを実施予定とのことです。
『あまちゃん』の舞台のモデルは久慈市なので、女優のんさんは1日目の聖火ランナーとして務められる可能性が非常に高いように感じます。
のん 聖火ランナー 岩手代表に 『あまちゃん』聖地で復興 縁つなぐ
社会現象にもなったNHK連続テレビ小説ドラマ『あまちゃん』は2013年4月1日～2013年9月28日に放送された女優 のん（能年玲奈）さんの初めてのドラマ出演作品です。
主人公のアキが驚いた時によく発言していた方言（岩手県北三陸地方で使用されている方言）『じぇじぇじぇ』が2013年の流行語大賞を受賞しています。
また『あまちゃん』最終回後に毎日ドラマを楽しみにしていた視聴者に訪れた深い喪失感を表す『あまちゃんロス症候群（あまロス）』という造語が作られるほどお茶の間の皆さんに深く愛されるドラマとなりました。
同ドラマは東日本大震災の津波で大きな被害を受けた久慈市をモデルにした「北三陸市」が舞台となっており、ロケ地を一目見ようと訪れる多くの観光客で賑わったことで同県の復興に大きく貢献したのです。
のん 聖火ランナー 岩手代表に 復興PR動画に出演。震災の風化防止と風評被害払拭を世界へ
東日本大震災で被災した東北地方。
復興に取り組む被災地の人々の姿を海外に伝えるために女優 のんさんを起用したPR動画『あなたを忘れない』を4種類の言語（日本語・英語・中国語・韓国語）で東京都が製作しました。
このPR動画を通じて被災地への正しい理解と共感を広げ、2020年東京オリンピックでの誘客の促進が期待でき、さらなる復興へと繋がるように感じます。
のん 聖火ランナー 岩手代表に お米CMなど宣伝本部長として活躍
2017年1月に岩手県産農畜産物をPRするJA全農いわての『宣伝本部長』に任命され、今年で3期目の女優 のんさん。
CMやイベントに出演し、岩手県産のブランド米など農畜産物を宣伝本部長としてPR活動を行われています。
ＪＡ全農いわて運営委員会の久保憲雄会長は、「のんさんが出演すると反響が大きい。岩手の農業者がのんさんと一体となって発展につなげたい」とインタビュアーに語っています。
女優 のんさんが召し上がっているのは、岩手県産米の最高級品種である「金色（こんじき）の風」。
ふわりとした食感＆豊かな甘みが特長のブランド米とのことで、本当に美味しそう。
【まとめ】のん 聖火ランナー 岩手代表に お米CMなど宣伝本部長として活躍
東日本大震災が起こり、落ち込んでいた日本中を明るく元気づけ、勇気を与えてくれた朝ドラ『あまちゃん』。
『あまちゃん』を通して震災後の岩手に何度も足を運び、復興を見守られてきた女優 のんさんと岩手県民の皆さんの絆はとても深く、そして強く繋がっているように感じられました。
女優 のんさんご自身の芸能活動で辛い経験をされた時でも、常に前を向いて進まれている強さをお持ちの反面、ほんわりとした優しいお人柄＆笑顔に癒やされ、元気をもらえた人々は多いはず。
女優 のんさんが岩手県の聖火ランナーに選ばれたことは必然のように感じますね。
これからも応援しています。
